水時計を刻むとき レポート
「水時計を刻むとき」(MP3 3.3MB)
↓ 音楽投稿サイトのかっこつけコメントより抜粋
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テーマはタイトル通り「水時計」です。
時計とは普通カチカチと刻むものであるはずなのに、水時計は流れるように時間を表します。
しかしよくよく考えてみれば、時間なんて区切られて進むものではありません。
普通の時計より、こちらのほうが時間の本質を表しているのではないかと考えました。
流れるときの中で様々にしていく情景を表現したつもりです。
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お時間に余裕の無い方、現実を見たくない方はここで引き返してください。(マジ)
完成第二段です。
今回は簡単に書きます。
ー着想ー
ネタはもともとコレでした。
Proteus/2というシンセイサイザーを弄っていたところ、
オーボエの音がとても気持ちよくて出てきたメロディーです。(謎)
(確かテスト最終日の前でキレかかってた 5日も続くともうダメ。)
この後一時間ほどいろいろ弾いてみて、すぐにオーケストレーションしました。
2〜3時間で1分30秒ぐらいのものができたので、かなり調子が良かったんですが、
その後の展開に詰まったのでやっぱり数時間でいいものはできるはずが無いと思い、
そのままパソコンの奥深くに封印、2週間ほどお蔵入り。
テスト後のレッスンに出たところA子先生が絶賛。(というほどでもないけど)
というわけでぼちぼち作ることになりました。
12月はじめ ネタ出し
12月初旬 レッスンで製作決定
12月中旬 オラーーーー
12月末 詰まったので放置
1月はじめ お正月
1月中旬まで 毎日へばりついて完成へ
1月末 完全に完成。
えーっと、特に目だったエピソードとかは無いんですが^^;
前作に比べると随分すっきり作れました。製作は実質1ヶ月強。
機材の話なので分からない人はさっぱりだと思うんですが、
以前は10年ぐらい前のシンセサイザー一つで作っていたのを、
今回はオーケストラに特化したシンセを2つ3つ混ぜて作ったのです。
なのでアーティキュレーションに凝っていないくても、ちーっとはいい音がするはずです。
音の特性が違うためにバランスが死ぬほど大変でした。
最終的には何とかまとまりましたが。。(というより慣れただけかも)
業務連絡はこんぐらいにして、曲の話です。
ー曲の話ー
元のモチーフがなかなか好きだったのでひたすら繰り返すことを前提に作りました。
構成(元のモチーフを テーマ1 とします。)
イントロ(テーマ1+α)⇒テーマ1(solo)⇒テーマ1(tutti)⇒テーマ2⇒テーマ2´
⇒テーマ3(solo)⇒テーマ3(tutti)⇒テーマ1(再現部)⇒テーマ1⇒テーマ1⇒イントロ
こうやって見ると単純明快な構成です。
モチーフ3回繰り返し、次のテーマ2回繰り返し、3つ目のテーマ繰り返し、モチーフに戻って、イントロに戻ってEND。
やべぇ、マジで単純だ(今気づいた)
まあ、初めて聞く人には分かんないでしょう^^;
個人的にお気に入りの点。
・オーボエソロ(コレが発端)
・いきなり静まり返るところ(静寂を感じ取ってください)
・ラストの流れるようなメロディー
こんなところ。
逆に気に入らないところ。
・3つ目のモチーフ(ノーコメント になるぐらい微妙)
・金管全般(使いこなせていない感じ大。)
・2つ目のモチーフのアレンジが濁る。
です。
それでもまあ耳に止まるほどの場所はあまり無いので、結構まとまったかと思います。
でも、あまりオーケストラという感じがしないので、やはり修行不足。。
というわけでこんな感じです。
ーその他ー
完成してみれば意外にすっきりとしてますが、製作中はネチネチの塊でした。以上(オイ
あと、今後の予定とか。
やはりね、オーケストラだとやるようなジャンルが限られてくるわけです。
今回のようなのは極めて珍しく、おそらく最初のオーケストレーションをノリで作ったからできたのでしょう。
本人は専ら(もっぱら)クラッシック調の映画音楽風オーケストラをやりたいらしいので、
今後そういう音楽ばっかり聴いて作りたい作りたいと思っていれば、きっとそういう方向に進んでいくでしょう。(なんじゃそりゃ)
そういう意味も含めて、こういうインストゥルメント系(使い方あってるのだろうか?)のを作れたのは結構良かったと思ってます。
オーケストレーションもしっかりやろうと思うと絶対こういう風にはならないし。
ひとまず目標。
・きれいな曲を。
・もっとかっちりとしたオーケストレーション
・かつクラッシック法則に従ったメロディー
・1曲にかける作曲時間短縮。
です。
特に最後は必須で、今までのようなペースだと勉強時間との兼ね合いでどうしても無理が出ます。
音楽用の時間は一定確保できますが、作曲にかける時間は音楽の時間のうちのほんの数割なので
そんなにウエイトを置くわけにはいきません。
運命は時に厳しいのです。(謎)
はい、ここまでです。
今回は自己整理のためのウダウダ話でした。ごめんなさい。
詠んでくださった方はお疲れ様です。
多少でも音楽活動のエネルギーになってくだされば幸いです。
次回作はすでに取り掛かってますが、すでに難産確定です(死
はい、そんでは本当に終わりです。
おつかれでした。
次回作にご期待ください〜
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